撮影スタイル
先日の撮影の様子。
モデルであるあきらさんは、ちょっと大人な感じを残したいというリクエストもあり、表情を一緒に考えてみたり、その一瞬を切り取ってみたりと、ポートレート撮影は、共同作業です。
普段は、基本スタイルは「盗撮に限る」と、普段は言っていますが、目的が明確であったり、関係性が成立していると、このような撮影スタイルになります。
この写真では、少し寂しそうにも見えるかなーと思いますが、いかがですか?
神社の裏側での撮影でしたが、モデルであるAkiraさんと一緒にどこがいいかなーと探して、いい場所を見つけて、いい写真が撮れると嬉しいものです。
モデルとカメラマンの関係性は、対等であり、共同作業を行うバランスが大事だと思います。
独りよがりのカメラマンは、モデルに声かけたり、途中でどんなふうに撮れているか見せないで淡々と撮影したりします。
どんな風に自分が写っているかわからないままに、黙々とされてしまってはモデルも不安になりますし、良いものを作る仲間としてではなく、自分の世界観を押し付けているだけの存在になりかねます。
モデルと共に、より良いものを作ろうとすることが、カメラ、ポートレートの楽しさだと彼女は教えてくれます。