錬金術
錬金術
錬金術(れんきんじゅつ、Alchemy)とは、狭義には、化学的手段を用いて卑金属から貴金属(特に金)を精錬しようとする試みのこと。
紀元1世紀ごろ以前にエジプトに始まり、アラビアを経てヨーロッパに広がった、卑金属を貴金属の金に変えようとする化学技術のことです。
不老不死の仙薬を得ることができるとされ、呪術(じゅじゅつ)的性格も併せ持ち、近代化学成立の基礎資料となりました。
歴史学者フランシス・イェイツは16世紀の錬金術が17世紀の自然科学を生み出した、と指摘しました。
広く一般的には、物質をより完全な存在に変える賢者の石を創る技術があります。
この賢者の石を用いれば、卑金属を金などの貴金属に変え、人間を不老不死にすることができるという….。
うーん、あやしい
この錬金術ですが、ここで表現する錬金術は、上記の内容も含みつつ、しかし、中心としては、荒川弘氏の『鋼の錬金術師』をベースにしたいと思います。
鋼の錬金術師は、2001年8月号から2010年7月号まで連載され、全108話から構成されるコミックです。
このコミックが実に実に面白いんです。
物語の世界は、19世紀の産業革命期のヨーロッパをモチーフにしていて、錬金術が存在する架空の世界を舞台としています。
このコミックの中での錬金術の概念や、出てくるキーワードが実に、いいんです。
それは、まさに、カウンセリングを捉えていると言えます。
錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の科学である。
理解、分解、そして再構築
これこそ、カウンセリングに必要なことであり、コーチングに必要なことなんです、。
これを、紐解いていくとき、カウンセリングの本質に触れていくことになるんです。
カウンセリングは”心の錬金術”、あなたの心の再構築ができるよう目指していきます。